書き物の棚

BOOK PORT CAFEの店主、ようこさんと共に"游書簡『舫』"というものを作っています。もやい、と読みます。



去年の長月から始めて、三号までは隔月ペースで、四号からは少しペースを落として三カ月に一回のペースで作成しています。続く五号は文月の頭に刊行予定となっています。


書簡、と銘打ってあるように、これはひとつの手紙のようなものです。

こういった手製の冊子や製本された書籍は一般にZINEやミニコミなどと称されることが多いですが、作ってる当の本人たちにはあまりそういう呼称を冠する気が起きず、それゆえに、書簡。



こんな内容のものになります。


〇表紙

題字と目次になります。

「舫」という字は、私達とご縁ある方々に書いていただいています。号数でもある左上の切手絵は、その方にちなんだロゴを描かせてもらっています。


〇羅針本

文・BOOK PORT CAFE店主

「羅針のように自分の在る位置、そして進む方向を指し示す本のこと」と定義し、毎号一冊の本を紹介しています。

これまで紹介した本

一号:奇跡の本屋を作りたい/久住邦晴(ミシマ社)

二号:常世の舟を漕ぎて ~水俣病私史~/語り 緒方正人 聞き書き・構成 辻信一(世織書房)

三号:海からの贈り物/アン・モロウ・リンドバーグ 訳 吉田健一(新潮社)

四号:蠅の王/ウィリアム・ゴールディング(新潮社・早川書房)


〇冒頭小説

著作権が失効し、パブリックドメインとなった短編小説等の冒頭2000文字余りを掲載しています。途中400文字までは表面に、残り1600字ほどは裏面に記載されています。

該当の作品が収蔵されている文庫はBOOK PORT CAFE店内にて販売しています。

これまで掲載した小説

一号:魔術/芥川龍之介

二号:運命論者/国木田独歩

三号:人形の家/ヘンリック・イプセン

四号:グスコーブドリの伝記/宮沢賢治


〇ワンダリング フロム ブックス

文・こんぶトマト文庫店主

放っといたら本の話ばかりすることになるので、本から離れたことを書いています。

これまでの話

一号:最初のご挨拶文

二号:VHS

三号:レコード

四号:山陽西小学校ロック教室(映画)

我ながら、取り留めも無ければ落ち着きもない迷走しきりな一頁です。そういう感じです。


〇水脈

文・BOOK PORT CAFE店主

水脈(みお)とは「船の通ったあと。航跡」のことをいいます。徒然に思うままが綴られています。


〇裏面

今号の題字を書いていただいた方の事の紹介、BOOK PORT CAFEの店舗情報等を記載しています。



現在BOOK PORT CAFE店頭のほか、主に近隣のご縁あるお店に置かせていただいたり、時々どこかしらに出店する際に携えたりしています。
無料でお渡ししているものになりますので、お見かけした際にご興味ありましたら、手に取っていただけると嬉しいです。

このところ、比較的あれこれと本を読む元気がある。

半ば自分をそういう状況に放り込んでいるが故でもあるけれど、それまで手に取らなかった作家の本を読んでみたりもしている。幸いなことに、これが面白い。今まで自分が読んできた本、それらから形成された今現在の自分の世界、その外側からやぁと気さくにやってきては僕をあっさりと魅了して新たな世界をお出ししてくれて、これまで培ってきた自分の矮小さと痛感すると同時にこれからの自分が眼差す新たな世界の可能性を期待せずにはいられない。


そんな折、ツイッターで「#生涯一作家しか読めないとしたら」というハッシュタグを見た。

なんとも殺生な話じゃあないですか、と思う一方で、そういう類の話はよく考えてしまう。


例えば、家が火事になったら。

今我が家には一体何冊の本があるのか、正確な数は誰も知るところではないのだけど(そういうものだろう)、もし火事が起きて1冊だけ持ち出すことができるとしたら、一体どの1冊を選ぶのだろうか、という妄想。

本当にそんなことが起きたら本どころではないかもしれないし、持ち出すにしても「手近なところにあったもの」となってしまうだろうから、あまり実態に即した話とは言えない。そんな実態起きてほしくないに決まっているのだが。


そもそも、この世には読みたい本が多すぎる。その全てを読み干すことはとうの昔に諦めている。

以前、友人と「生きている間に読みたい本を全て読むことは到底叶わないことについて」を話したことがある。その事実に対して、どういう感想を持つか。僕はそれに対して、いっそ希望を抱くと返答した。なぜなら「てことはつまりどんだけ読み進めてったところで読みたい本が死ぬまで無くなることはないという事」なので。飽くことがない、ということは素晴らしいじゃないか、という、己の肉体や精神の衰え、生活環境の変動といった要因から一切合切そっぽ向いてみて得た結論だ。

実際のところ、いつか本を読むことを捨ててしまう日が来るのかもしれないし、そういう日が来るより前に逝く日が来るのかもしれない。出来れば後者であってほしいし、そしてそれは可能な限りずっと先の予定であってほしい。


閑話休題。生涯一作家の話。

それならばやはり、今の自分を形成するに至った作家を挙げることになると思う。そうなると、あまり迷わず豊田徹也さんの名前を挙げることになる。豊田さんの作品に出逢ってなかったら、きっと今とは違う日常になっていただろう、という予感がある。無論他にもそうであろうと思う作家の方々はたくさんいる。でもおそらく、代替しようのない確かな座がそこにある。少なくとも、今のところは。


同時に、じゃあ他に音楽や映画ならこれというものは挙げられるだろうか、と考えてみる。こういう作業が楽しいのは、作品群に自分を照射して、そこから反響してくる光や音の具合を矯めつ眇めつすることで、ああ自分とはこういう人間なのかもしれない、という朧げな像を結んでみることが出来るからだ。その像はあやふやで、違う群に照らしてみたら全然違う像が結ばれることもあったり、逆に輪郭一つ伴わない影にしかなってくれない時もあったり、かつてはびしっとした像が出来ていたところへ久々に照射すると全く異なる結果がそこに写っていたり、そういう不確かさがある。

常に浮動し定型を持たず、そしてそれが確実になることはおそらく生涯通して起こらない。そういう自分を常に楽しみたい。

7月3日(日)11時より、茅ケ崎のBOOK PORT CAFEにて一箱古本市を開催します。

定員は3組、応募者多数の場合は抽選を行ないます。

締め切りは6月12日(日)17時59分です。

同日20時ごろにBOOK PORT CAFE店内で抽選を行ない、当落を応募者の皆様にご連絡します。

前回は中継でどうにかしようとしてみた抽選ですが、結果どうにもならなかったので今回もアナログな方法でやります。ご了承ください。


募集要項については以下のブログを参照してください。

11月の読書週間関連イベントにて単発でやってみたのが1回目、定例開催するぞとなって3月にやり始めたのが2回目、そして今回は3回目。

今回は同時に『舫』の五号も刊行予定としているので同時並行であれこれと忙しない感じになりますが、手抜かりないよう準備進めていきます。少なくとも、前回の抽選の時のようなざんねんを晒すことが無いよう、気を付けていきます。


ご応募お待ちしています!

①毎日百冊くらい本読みたい

世の中には今からこれくらいのペースで本読み始めて到底読み切れないほどに本があって、さらに言えば同じ本を何度も読みたくなることだってあるのだから、せめてこれくらい読ませてくれよみたいに思うことがある。

別に速読とかいうやつをやりたいとかではなくて、むしろああいう「詰め込む」読書は多分しんどいのでやりたくない。お仕事で読むもののような、とりあえず頭突っ込んどけ的なものくらいでしかしたくない。

じゃあ1日24時間の内でそんな読めるわけないだろうって思うじゃないですか、僕だってそう思います。ならばどうしてほしいかっつったら1日が大体3000時間くらいあって、そしたらなんとかいけるんじゃないかって思うのです。もちろん今の時間間隔を1/125にして実質3000時間!という、だからどうしたという類の詭弁を弄してそう言い張ってもいいわけですけど、それだと結局new時間単位の中で作業単位でしかないので、やはりnow時間単位においての3000時間が欲しい。それが毎日なので精神と時の部屋なんて目じゃない。


②毎週ライブに行きたい

この前ひっさびさにライブハウスへ行った。何年ぶりだろうか。少なくとも2020年以降一度も行っていなかった。

学生時代、ライブハウス遊びを覚えた頃は毎週ライブに行っていた。なんなら二日連続で行ったりもしていた。最初の頃はキャパが四ケタくらいの大きなハコ、小さくても数百は入るくらいのところへ、タワレコやHMVでレコメンドされていたり雑誌で紹介されていたりmixiのコミュニティの人数が数千人いるようなバンドのライブを観に行っていた。

次第にだんだんと小さならハコ、100人スシヅメで満員御礼になるようなところへよく行っていた。ステージに立つ世間様的には無名甚だしい人たちがいろんな汁を飛ばし散らしながら掻き鳴らすうるさい音楽に夢中になっていた。そういう時期もあった。

だから久々に行くライブハウスは、とても楽しみだった。もちろん光景は一変していた。誰彼もがマスクをしていたし、演奏が終わっても歓声ひとつ上がらなかった。思わず叫びそうになる心の衝動を新入りの理性が強力に押さえつけてくる。きっと誰彼もがそう。でも、じゃあそれで音楽の良さが無くなるのかと言えば、そんなわけもなくて。

良いライブばかりじゃないのは当然。本だって映画だってなんだってそうだ。だからせっかく赴いたライブハウスでとてもガッカリしてしまうことなんて数えきれないくらいあったし、嫌な思いをしたこともある。それでも、音楽を全身に浴びて心震わす瞬間があることを理解してしまっているから、きっとこれからもライブハウスへは行く。


しかし残念ながら

今住んでいるところの近くには通い詰めたいライブハウスがなく、というかそもライブハウス自体が無く、さらにはなんやかんやとこんトマ関係で時間もお金もララバイなのでそんな余裕あるわけもなく。

その甲斐あってか、家のオーディオ環境がだんだんとよくなっていく一方だ。

とても好きなバンドの圧倒的なライブ映像。そして始終不穏な名MC。



③毎日家でご飯作りたい

結局のところ、自分で作るご飯が一番いい。コストも味も中身も。そういう風に生きてきている、というより、単に大飯喰らいで選り好みするタチだから、自分で作るのが最適解だ。

とはいえ、五合炊いたお米が一日で無くなったときはさすがにどうかと思った。

そして、気持ちの上では、と冠しているということはつまり、なかなかそういう訳にはいっていないということだ。最近のお昼ご飯はカロリーメイトとカップスープ。だんだんと面倒になってきてでそれでいいやとなっている。それってどうなんだと自問しつつもそう崩れてしまっているのは、ひとえに今の日常生活の負の側面の顕れなのだろう。

しかしやはり、自分のご飯はとても好きなので、きちんと作っていきたい。ひとまず明日は豆腐を食べる。

「こんトマ新聞」というものを不定期で作っている。

元々発端となったのは、BREWBOOKSで借りている棚を整理し思い切って「詩」の本のみにしてみた時、どうせならなんか紹介文みたいなの書いてある頒布物作ってみよう、と思い立って、なんやかんやと頑張った結果1週間で作ってみたものになる。

ちょうど同じタイミングで、八王子にある「雨と休日」という素敵なCDショップが作っているフリペを読んで、こういうのいいなぁ、と思っていたので、じゃあ作ればいいじゃない、と奮起したのでやってみた次第だ。

雨と休日さん、掛け値なしにとても素敵なお店なのでこちらぜひ。

閑話休題。

それで、せっかくこういうもの作ったのだからBOOK PORT CAFEでも配るかとなりそちらにも置き始め、以降何かしらフェアを組んだ際に作るようにしている。

初回は「詩」、二回目が「外文」をテーマにしている。自分としては販促物として製作している節があり、その甲斐あってかそこで紹介した書籍が(まぁ正直因果関係あるかと言われたら目を伏せるが)売れることも幾度かあった。率直に有り難い。


この前の12月と1月に開かれた、ジュンク堂書店吉祥寺店さんとブックマンションの共同イベントでも頒布している。だいぶと完成が遅くなって、いざ棚に並べたのが会期終了1週間前だった。今改めて見ると「その1」などと銘打って続きを前提としている書き方で終わっているけれど、果たして続きが書かれることはあるのだろうか。反語。

過去分を見てわかるとおり、どの新聞にも挿絵が載っている。描いたのは僕だ。特にこれまでの人生で「絵を描くこと」に執心したことがなく、それがゆえにこの、よく言えば味がある感じの絵をそのまま載せている。元より上手く描くぞ!という気がない。せいぜい頑張って描くぞ!くらいなものだ。


四月の頭から、『舫』の発行に合わせて宮沢賢治のコーナーを作ったので、それに伴ってこんトマ新聞も新たに作った。

これに描いた宮沢賢治の立ち絵を、いたく気に入ってしまった。自分で描いておきながら。今まで自分が作ったもの(そもあまり作ることに注力することがない)に対してあまり強い関心を抱くことが無かったのだけれど、ことこの絵に関しては珍しく、もしかしたら初めてというくらい「これめっちゃ良くない?!」と方々で見せびらかしている。

せっかくなので、少しばかり修正した画像をSUZURIにアップして、自分好みのグッズを作ってみた。

濃いグレーのTシャツや生成りのトートバッグにこの絵は絶対合うだろ、と思って合わせてみたらまさしく良い感じになった。今までにない感覚にえらく気分が高揚した。



ということで、売ってみることにした。


と、いうことで

初めてオリジナルの何かを作って売ってみることにしました。

当初全然思いもしていなかったし「まぁ自分はそういうんじゃないしな」と斜に構えていたところあったけれど、やってみたいと思ったことはひとまず片っ端からやっていきたい精神でやってきているので、じゃあやんなさいよとなりました。

前に『舫』二号の巻末で、BOOK PORT CAFEのようこさんが僕の活動の事を「日々更新されていく航海図」と表現していて、このところまさにそうだなと思うことしきりです。日々なんかあれやろうこれやろうと目移りしている。全くもって落ち着きがないとも言えるし、もう少し地に足つけてやるべきことあるんじゃ?と自問しないでもない。

でも結局、どうしようもなく湧き上がってくる衝動に抗う理由はないわけで。


今のところ期間は設けずそのままにしておく予定なので、気が向いたときに見てもらえたら嬉しいです。

もしかしたらまた別の何かを描いたときに「これだ!」ってなって増やすかもしれないし。

SUZURIはたまにセールもやってて、あれこれ安くもなるのでその際に是非とも。

元より、男性は存在に攻撃性が伴っている。


今僕は男性で、これまでも男性であったし、今のところこの先も男性として生活していく心づもりをしている。その上で、この前提は自分の存在を考え言動をふるまう中でずっと外すことが出来ないものだと思っている。

そしてこれは、世の男性おおよそ対して「我々そう思って丁度いいくらいじゃないか?」と思っていることでもある。


前提の前提として、個々の人間が持つ善性であるとか日々積み重ねている善行といったものは、根本的な存在の上に成り立つものであって、攻撃性が伴っているというのはあくまでそのさらに手前、個々の人柄を一旦取っ払った根っこのところにある話。

この前提に対して「自分はそんな人間じゃない」というのは、少し位相がずれている。そりゃあ、自分が誰彼に対して身に覚えのない攻撃性を発していると言われるのは気分がいいものではないだろうし、それよりはまったき善良な人間であると無条件に受け入れてもらった方が多分心地いいのだろう(個人的にはそんなん最大級に警戒したくなるが)。

自分という人間を見知らぬ他者が見たときに、即座にその内々にある善性を見抜いてくれたら話は早いのだけれど、そんな超能力者はそうそういない。結局大抵の見知らぬ他者は死ぬまで見知らぬ他者だし、当然その人が善良な人なのか邪悪な人なのか、それはきっと知る由もなく、正体のわからないままだ。


一般男性が思っている以上に、少なくともこの日本社会では、女性は男性に相当痛い目を見させられている。痛い目程度では済まされず、言うなれば酷い目、もっと言えば殺してやりたい程の目にも遭わされている。僕は女性の友人から各々遭ってきた目について話を聞いたことがあるけれど、そのどれもが信じがたく、また度し難かった。

そしてそれらに僕は遭ったことがない。それはおそらく確実に、僕が男性であるから。

どういうシーンで、どういった間柄の人間から、どういう言動を以て。それが僕にはわからない。だから女性の体験談を聞くと、いつも面食らってしまう。


女性が男性から受けた被害の話を見聞きしていて、また逆にその体験者を攻撃、もしくは俎上に上がっている男性を擁護している声をも見聞きしているうちに、女性が傷つきやすいのではなく、男性が他者を傷つけやすすぎるだけなのではないか、とふと思った。そしてそれは、自分が傷つくことに耐えられない、自己愛で精いっぱいのか弱い防衛本能からくる攻撃性なのではないか、とも。いわゆる「男社会」的なもの、強くなくてはならず、弱音は吐いてはならず、傷ついてはならない、そういう信条の行く先にあるのが、自分が傷つきそうになったら他者を傷つける行動。そこにある刃は誰かに振るわれなければならず、そして自分であってはならない。そしてそれは自分より弱い者、自分が弱いと認知する者に向けられる。


まるで他人事のように書いているけれど、これらの言葉は全て僕自身に宛てたものだ。どれだけ考え親身になろうとも、僕は此方にしか立つことが出来ず彼方に行けない以上、本質の1%たりとも理解をすることは出来ない。

ならばせめて、自分という男性には攻撃性、加害性が前提として存在に付随している、そういう認識で生活していた方が、結果的に誰彼もが安心して生活できるんじゃないかと思っている。

まず前提として、私は件のオープンレターに書かれた主旨については引き続き賛同しています。

冷笑的文化、性差別的な言動、それらをない交ぜにして対象を嗤わねば気が済まないコミュニケーションの在り方はとても受容は出来ず、特に今なお続く北村さんに対する中傷は目に余るものばかりで、それは大げさに言うなら、すべての人が距離を取るべきものであり己の血肉にすべきではない風習であると思っています。

そういった理想を"キラキラなもの"といって揶揄されていることも拝見しましたが、理想を掲げそれを目指すこと自体は決して無下にされて良いものではない。そう思います。


その一方で、今回私は賛同人から名前を削除していただくよう要請、これを受理していただき名前が削除されました。

それは「オープンレターの運営」に対して懐疑的になったからです。


古谷経衡さんの名前を誰かが騙って署名をしていた事実が明らかになった時点で、それまで存在していた「1316人の賛同人」の正体が不確かなものとなってしまっており、本来であれば運営をする人たちが賛同者全員に対して可能な限り速やかに、署名の真偽を確認する。

とはいえそれには時間もマンパワーもかかることは十二分に予測できる話なので、そういった方策を打ちますという事を公に発する。可能であればいついつまでにという期日を設ける。

それについてもだし、そもそもの発端となった古谷さんに対して、(この場合ご本人がそれは偽だと明確にしているので)即刻削除と調査を行う旨を伝達するためにも、呼びかけ人もしくはその代理人などが中心となり運営側の窓口を設ける。


上記のような点が、発端となった古谷さんの騒動から2日ほど経過した時点で、少なくとも外部から見ていた限りでは全く疎かになっていたことが署名の削除を依頼するに至った理由です(2日としたのは、19日にはオープンレターのサイトに追記がなされていたからです)。

「たかがその程度で疑心を抱いて辞めてしまうのか」という声がどこからともなく聞こえてきそうですけれど、これを"たかが"と言ってしまうことは、他者を軽んじすぎていると思います。理念がどうこう以前の話です。私にはどうしても、これは"裏側の事情を知る人たち以外の他者"に対してとても不誠実な行為だろうと思い、看過することは出来なかったです。

何かを運営していく上で事務作業というものは程度と種類の差はあれ必ず発生します。そしてそれは表立って見える陽の部分が大きければ大きいほど、それに比して大きくなる陰の部分です。決して後回しにしていいものではなく、むしろ先んじて仕込んでおくに越したことはないものです。それが構築されていなかった、のみならず、その後も表面上は無体のまま今に至っています(実際には存在していて動いているのかもしれませんが私には今なお見えません)。それがとても残念です。


以上の経緯で、私はオープンレターから署名を削除しました。

3月6日(日)11時より、茅ケ崎のBOOK PORT CAFEにて一箱古本市を開催します。


定員は3組、応募者多数の場合はブラウザ上の抽選ソフトを使用して抽選を行ないます。

締め切りは2月20日(日)17時59分、同日抽選を行ない応募者の皆様にご連絡します。


募集要項については以下のブログを参照してください。

11月に初めて一箱古本市をやってみて「あっ結構面白いなコレ」と思い立った勢いに任せて定例でやるぜ!前は借りてたタープも買っちまうぜ!となってみたはいいものの、いざやりますと告知してみると既に反響があり、正直言って慄いてます。

しかも前回はBOOK PORT CAFE店主との共同開催でしたが、今回は私こんトマが主催。責任が全てのしかかってきやがる。まぁ、言うたところで特にやる事に大きな変化が起きたわけでもないんですが。

とはいえ、こういうのが自分の住んでる町のどっかでやってたら面白いよな、という念が潰えたわけでは当然なく、むしろこれは見てくれがどうあれやってった方が多分面白いなという気持ちがより強く深化した気さえします。


自他への影響などがどういった感じになるかわかんないけどひとまず定例でやってってみよっか、という結構実験的で個人的で意欲的な試みと自称しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

〈開催要項〉

開催日:3月、7月、11月の第一日曜日

開催時間:11時~16時

参加費:500円(BOOK PORT CAFEのワンドリンク付)

募集人数:3組 各回ごとに募集を行ないます。希望者多数の場合は抽選を行ないます。

開催場所:BOOK PORT CAFE店頭

雨天:店内にて開催予定

屋号:決めてきていただけると楽しいです。


〈販売するものについて〉

後述する寸法の箱の中に入る分の古本のご用意をお願いします。

それ以外に、雑貨など販売したいものがある方はあらかじめご相談ください。


〈古本販売について〉

箱のサイズ:タテ22cm×ヨコ30cm×タカサ15cm

      この箱は当方で用意します。個別にご用意していただく必要はありません

売り場:BOOK PORT CAFE店頭に3か所用意します。

    それぞれ異なる形態の売り場となります。場所は当日開催前に抽選を行ないます。

会計方法:BOOK PORT CAFEにて一括 古本市終了後に清算

スリップ:売値と屋号もしくは名前を書いたスリップをあらかじめ挟んできてください。

     決まった形式はありません、お好きな紙・レイアウトで作成してください。

スリップとは…新刊書籍に挟まったりしている、書誌情報などが記載された細長い二つ折りの紙。短冊とも。


〈ざっくりとタイムスケジュール〉

10時半~ 箱主集合、場所抽選

11時~ 開始

この間ずっと在店している必要は無く、その間の箱管理は主催側が代行します(雑貨等を販売される方は商品管理・会計を行なう方の常駐をお願いします)。

16時 終了 ~売り上げ清算


〈注意事項〉

・取り扱う本は古本のみとさせていただきます。

・公序良俗に反する本、人権の侵害を目的とした本、差別の煽動を意図した本を販売しないようお願いします。あらかじめ選書の内容について申請をいただく必要はありませんが、この事項に触れる場合、出店をお断りすることもあります。ご了承ください。

・新型コロナウイルスの感染状況によっては主催者判断で中止とする可能性があります。ご承知おきください。


以上の要項を確認した上で、

①名前(本名以外可)

②連絡先

以上2点をkontomabunko@gmail.com、またはこんぶトマト文庫のツイッターもしくはインスタグラムのDMへご連絡ください。


みんなで古本を楽しみましょう。


主催:こんぶトマト文庫

協賛:BOOK PORT CAFE

って昔THE BACK HORNの菅波さんがブログに書いていたのがとても印象に残っている。

確かに!と思いつつ、なかなかその前者の「頑張り」というところの指標が主観であるし、何より人一倍やたら頑張っちゃう人はえてして休み下手だったりする。

かくいう僕も多分そういう種族の一派で、どうにも休むのが下手だと思う。


ということで、今日は一日お休みもらってました。

本業はもちろんの事、こんぶトマト文庫のお店にも寄り付かず、ただ家の事をしていた。まぁ結局家の事はしなくちゃならんのだよなと思いつつ、ちょっと諸々溜まっていたことやしようと思っていたのにズルズルと放置していたことなどをまとめて片づけることにした。

幸いというべきかなんというべきか、うまいことやる気スイッチがカッチリ入ってくれたようで、午前中からダダダッと部屋を片付けてって、無事我が家の生活スペースが拡充された。拡充も何も、ただそこいらに積んであった本を棚に仕舞ったり半端に片づけられてたカバンを中身抜いて掛けるべきところに掛けたりしただけなので、正確に言えば無意味に占有されていた床面積を正した、くらいのものだ。

そして夏ごろにやろうとしていて結局ズルズルと放ったらかしになっていた自転車の整備もようやくめどがたった。ブレーキを丸ごと変えてカンチのチドリもかわいいやつにして、ついでに前後にキャリアくっつけてサドルもペダルも換えてタイヤもリムごと交換して云々。なんとか自走して問題なさそうなところまでは行った。バーテープも新しいのにしようと思っていたけれど、今日はそこまで手が伸びなかった。巻くだけだし今週中には終わらせたい。

傷み始めていたリンゴを煮てジャムにした。ついでにキウイとレモンも入れてみて、先日買ってみた「シャインマスカットはちみつ」というのが個人的に微妙だったので、これも併せて入れてしっかり煮込んでやった。まだ味はみてない。冷凍のパイ生地があるからそれに入れて焼いて食べる予定。


そんなこんなで、気が付けば特に誰とも会わず悠々と一日を過ごしていた。

今年の目標として、月一か隔月一くらいはこういう日を設けることにする。


ということで本年もよろしくお願いします。

2021年もあと少しで終わろうとしている。

今年は本当にいろいろな出来事が起きた。社会情勢的にもなまなかならないことが多発し、憤り疲弊することもしばしばあった。来年こそはいい年になるといいのだけれど、と思う一方で、じゃあその為に何ができるかということは常に自問していきたい次第だ。それがたとえひどく見通しの悪い道先だとしても。

個人的には、こんぶトマト文庫の活動が大きく変わった。年明けにBREWBOOKSで棚を借り始めたと思ったら、4月からBOOK PORT CAFEで新刊書店を開いた。それに伴っての活動もなんだかんだと精力的に行なっていたように思う。その反省として、今年の中盤から後半にかけては本屋巡りや映画館・ライブハウス・美術館などなどに行くっていうのをだいぶと怠っていた。ようはインプットが足りていない。20代の頃の文化貯金(とでも言うようなもの)で食いつないでいる。それもだいぶと怪しいもので。だから来年は、活動をガンバるのはいいけれどその辺のバランスきちっと取ろうね、というのが活動方針となる。BOOK PORT CAFEの店主、ようこさんと作る『舫』も隔月ペースで三号まで作ったけれど、それも3ヶ月に1冊の季刊ペースにしようと思う。しんどくなってきたときは見直し時だ。


と、言いながらも。

来年1月から既に決まっていることがいくつかあるのでつらつらと箇条書き。


①2022年1月1日(土)、ブックマンションのお店番

今年に引き続き、来年も元旦からブックマンションのお店番します。時間は12時から19時の予定。

今年はテレビデオを持ち込んで「買ったはいいけれどまだ観てなかったから」という極めて合理的な理由のもと、キングクリムゾンのライブVHSを流していた。再三再四言ってますが、あんなしんどいことはそうそうないので二度とやらない。

来年の元旦は企画二本立て。

【冬休みもあと少しだしどっか出かけるとかいうのはやめてマンガ全巻セット買って帰ってあったかい家でぬくぬくしながら読破しちゃいなよフェア】

略して、冬マンフェア、です。

短めのおすすめ新刊マンガの全巻セット(一部続刊中)をいくつか持っていきます。本当はこういうのを棚にガガガッと並べて売りたいんよ、という私の内なる叫びを発散するためのフェアになります。どうぞよろしくお願いします。

【今年もやるよ!お年玉ブックフェア】

店内の書籍を1冊ご購入いただいた方に本を1冊プレゼント。中身は見えないようになっていて、表にポップが貼ってあります。それ見て気になったものをもらってけるという寸法です。

先着15名(予定)。こちらも是非とも。


②ブックマンション×ジュンク堂書店吉祥寺店コラボ企画

そしてこれも去年に引き続きの企画です。詳しくはこちら。

なおこれまた去年に引き続き、選書に絡めた小冊子を作成しようとしているのですが、進捗は今のところゼロですね。果たして間に合うのか。結局また元旦の夜にスンスン泣きながら作っているのか。反省してほしい気持ちでいっぱいです。どうぞよろしくお願いいたします。


③大船のポルベニールブックストアさんでお店番

具体的な日時はこれから決まっていくとこですが、鎌倉市は大船にあるポルベニールブックストアさんで幾日かお店番をします。

とは言っても、全くの一人っきりというわけではなく基本的に店長もいます。1月中旬にひざの手術を控えていて、術後はしばらく松葉杖生活となるので、その間のお手伝い要員として。

普段あれこれとお世話になってたりBOOK PORT CAFEのご案内もしてもらったりしておりますので、ここぞとばかりにはせ参じます。ここで企画でもイッパツ出来たら見ものなのでしょうが、特に何かするってわけではありません。よろしくお願いします。

(1/26追記)

昨今の感染状況などを踏まえ、可能な限り最低限の人員でお店番を回すことになったため、今回僕の参加は見送ることとなりました。




④一箱古本市、定期開催

この前の11月、秋の読書週間に関連して行なった企画「ヨーコさんとこんトマさんの秋の読書三昧」でやった一箱古本市、あれを定期開催することにしました。

以前は僕とようこさんの共同開催という形でしたが、今度は僕個人の企画として。

(1/2追記)

開催場所は引き続きBOOK PORT CAFE店頭、ようこさんには協賛という形で古本市に関わってもらいます。なんか書き方として「何かしら不穏な何かがあって三行半でも突きつけられたか?」みたくなってましたが、変わらず仲良しです。

(追記終わり)

募集要項はおおむね以前のものと変わりないものにしようと思っています。次回の開催は3月で、そこから4か月毎の開催を予定しています。年3回ですね。

1月の中頃までに改めて募集のお報せをします。




とりあえずざくっと決まっているものを羅列しました。

このほかに、例えばこの前のダバダラ会のまとめだとか、同じく「読書三昧」の時に皆さんに書いてもらった辞書の編纂だとか、当然次の『舫』の準備だとか、ここんとこご無沙汰になっているCの辺りさんとか、もろもろと。

『舫』の二号裏面で、ようこさんが僕のことを指して「日々更新する航海図が彼の手中にあるようです」と評しています。

なんだかカッコいい感じの文言ですけど、よくよく考えると「毎日勝手に更新されてく航海図とかポンコツが過ぎないか??」となりました。実際そんな感じがするから何も言い返せない。とても気に入っています。


本当は明日谷保へ行って小鳥書房で年越しするぞ!と思ってたんですが、さすがに体力的に無理があるなと、というか誇張抜きで倒れるなと、そんな気しかしなかったので断念しました。無念極まりない。

来年も健康でありたい。やりたいことできなくなるから。

このところ本業がわっちゃわっちゃしていて全然時間を設けられず、いざ来月の準備をばとあれやこれやのための筆を執ろうとするものの全然指が良い感じに動かないので、リハビリがてらいい加減な日記をこしらえる。



初めて「車のバッテリーが上がる」という悲劇を経験した。

昨夜車を借りて運転してて、帰路につく前にちょいとコンビニに停めてエンジン切ってぼうとしていた。

そこで室内灯をつけっぱなしにしていたのがまずかった。結果あっという間にバッテリーが上がってしまい、車は動かなくなった。

日ごろ車に乗っている皆様からしたら「何バカ言ってんだ、そりゃなるに決まってるだろ」と思わず嘲笑したことだろうと思う。そして全くその通りである。深夜1時のセブンイレブンの駐車場でうっかりバッテリーやっちゃって立ち往生している様はなんとも滑稽だった。

シェアカーで借りていたものだから緊急用の番号がすぐわかるところに書いてある。早速電話して応対を願った。そしたらロードサービスを呼んでくれるとのことだったのだけど、安心保障サービスといういわゆる保険には入っていなかったため、費用をきっちり満額支払う羽目にもなった。保険入ってたらたかだか330円で済んでいたものが、とりあえずケタ二つ増えた。

余談だけど、あとあと調べてみたらやはりシェアカー会社経由の依頼はだいぶと高くついていたようで、自分で業者さんを呼んで対応してもらったらそれよりは幾分か安くついていたようだった。そもまず保険入ってたら330円で済んでいた話だったのだけど。

不運なことに近場の作業員は今出払っているとのことであと1時間くらい待ってもらうことになる、と言われてしまい、もう笑うしかなかった。観念して脳ミソ開き直らせて、先日ダウンロードしたはいいものの全然手を付ける時間がなかったゲーム『ガラージュ』をやることにした。工業的で退廃的、幻惑的で終末感漂う沈鬱な世界を彷徨する主人公を操作して、その世界から抜け出ることが目的のゲーム。知る人ぞ知るカルトゲームであり、かつて販売されていたPC版は10万以上のプレミアがついていた。それがスマホ版として現代に復活する。面白そうだと思いながらも指くわえてプレイ動画を見ているしかなかった身としては待ちに待った一本だった。ビジュアルが気になった人は是非ともやって見てほしい。アンドロイド版もiOS版もある。

なんだかんだ気を持ち直してゲームに夢中になっている間に、作業員の方が到着していた。外はいつのまにか雪が降っていた。人当たりの良い雰囲気のその人は手際よく作業を進めていき、あっという間に終わった。ものの5分もしなかったと思う。何度か念押しで張られた「通常ではそう起こらないけれど、極めて稀に復旧しない場合もある」という予防線は無事突破されることなく、するりとエンジンは復旧した。せっかくなので無知にかこつけアレコレと質問攻めして、ほんの少しばかり車のバッテリーの事を知ることが出来た。とりあえずやっちゃあならんことはやっちゃあならんのよ、という事を肝に銘じて改めて帰路についた。

結局、車を返したときにはもう3時半を回っていた。帰宅途中のコンビニには既に朝刊が置いてあったから、書評用に1部購入していった。家に帰って、すぐに寝た。