2月9日(金)20時09分

週の頭に設定していたにもかかわらずすっぽかしてしまった打ち合わせを今日行なった。

本当にすこんと抜けた真似をしてしまって、当然のようにひんしゅくを買った。当たり前だと思う。自分でもどうかと思う。

無事打ち合わせは終わり、状況はひとつ進んだ。暖かくなるころには何か報せることができるかもしれない。とはいえ、来週は随分と暖かい日が続くようだけど。間違えてダウンなんて着て出た日には汗が止まらなくなりそうだ。


生活にまつわるいろいろを、動かしつつ調整しつつ、それでもそれが追い付かない状況が長引いている。

そういった軋みは諸々の遅れにも顕れる。例えば年賀状の返事とか。昔はもう少し筆マメな人間だったと記憶しているけれど、今や見る影もない。滞納している諸連絡がこちらを見ている。職務上の責務から発しているものではない、ということがより遅滞に拍車をかける。いよいよ愛想をつかされますよと見えない誰かが忠告する。それに対して「人間強度が下がる」といった強がりを吐けるほど若くないのでこの後やります必ずやります。


一方で、やらなくていいことを必死にやっているのではないか、という瞬間も多々ある。例えばこの文章とか。果たして誰に向けた何かもわからないものをこうやって綴ってネット上に晒上げる行為。これの意味とは。

こういうとってつけたようなものではなく、真剣に「これは果たして今後どうしたらいいんだ」とこのところ目下悩んでいるのが、SNS。今こんぶトマト文庫のSNSは旧ツイッター、インスタグラム及びスレッズ、そしてブルースカイがある。例外としてフィルマークスがあるけれど、あれは完全にシュミなやつなので割愛。

旧ツイッターはこんトマ最初期から始めていてその歴も長い。とはいえ広告媒体としては勝手が良くないなと感じることもままあり、それに伴って徐々にアクティブさをなくしている場でもある。元より本質がそういうSNSではないと思っている。猥雑で野蛮な、ひとつ向こうが大小さまざまな入り口になっている、古色蒼然としたインターネットの成れの果て。

今のところ広告としての主力はインスタグラムで、あれを見ましたと言ってお店に来てくれる人も多い。ただ根本的に自分自身が「あまり写真が得意でない」こともあって、手を出すのは遅かった。今でもその傾向は少なからずある。なんとかスタイルを確立しているので、それに則って回し続けられている。

スレッズは今のところ「これは何をしたいのか」というところが定まっていない。使い勝手が特にいいとも思えず、正直なところ持て余している。短い日記を上げる場となっているが、今後これをどうしていこうか。

ブルースカイはまだ招待制だったころに招待してもらってアカウントの作成をしたものの、全く動かしていない。せいぜいアイコンをロゴにしたくらいで、それ以外は何も動かしていない。スレッズ以上に持て余している感がある。ただこれから人の流入が増える見込みがある場と見做されていて、一部書店界隈でも今後の付き合い方を検討している節がある。

群雄割拠、と言うと少し格好つけすぎている、どちらかといえば有象無象がうじゃうじゃとしている印象を受けるSNS。懐古厨なので「mixiはよかった」みたいなことをついぼやくのだけど、あれはあれで面倒くささを抱えていたSNSだった。足あとだとかバトンとか。一切の付き合いをしないことも当然選択肢として存在していて、でもそれは「選択するもの」として存在している。全くやらない見向きもしない、元より全然わからない、といった姿勢はなかなか許容できないしさせてもらえない時代ではある。少なくとも「これはこうこういった理路で自分はやらない」というものを持っていたいとは思う。自分ならYouTubeやネットラジオの方には傾かない。現状何もない状態でそれらにまで手を出すのは完全にキャパシティを超過する。マメに投稿を続けなくてはならないユーチューバーって本当大変な仕事だと思いますよ、イッパツ何か面白いことを、くらいならともかくとして。

こんぶトマト文庫のふみくら

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