4月26日(金)23時33分

SNSを見ていたら、ペンネームについての話題で一部界隈が盛り上がっていた。特にトラブルがあったとかじゃない(っぽかった)らしく、いろんな方々が各々のペンネームにまつわる悲喜こもごもをわーわー話している様子だった。

検索性が良いものがよいだとか、末永く付き合っていくのだからいざというときに呼ばれやすいものがいいだとか、ちょっと口に出すのも憚られるものにしていたらその名前のままで担当がどこそこを予約しただとか、いっそ検索性ゼロの名前の方がエゴサする気もなくていいだとか。


小さめのライブハウスに出入りした経験のある方ならご存知かもしれないが、売れないバンドのMCの常套句に「名前だけでも覚えて帰ってください」というものがある。

音楽を演奏しに来ている身分でそれを言うのはなかなかどうしてアイロニーな雰囲気が漂う一言であるが、とはいえ何よりもまず「名前を覚えてもらうこと」が一つハードルとして存在するのはよくわかる。ただ、メジャーなバンドでそんなMC発さずともお客さんが来るバンドであっても、今一つ名前を憶えていない、というか覚えられないバンドも存在する。なんちゃらうんたらインザストーンとか、わちゃわちゃなんやらラスベガスとか。英単語が4つ5つ並んでいると、イッパツで覚えられる気が全然しない。やたら長ったらしくっても、キューミリとかマスドレみたいに略称があるだけでもだいぶ変わるのだが。


そう、呼称するに便利な略称と言えば、やはり四文字。ないしは三文字。音楽に限らずアニメや漫画でも、話題の中でそれに触れる際に何かしら略称があると大変話が進みやすい。ワンピとか、ヒロアカとか、カレカノとか。カレカノ懐かしい。アニメで大変はまってしまって、その後原作の漫画最終巻を高校時代の朝読書で読んでいたら没収されたのを未だに覚えている。有馬くんちの闇が晴れた辺りまでは読んでいたはずなのでモヤモヤはしなかったけど、同級生から借りていた一冊だったのでとても申し訳ない気持ちになった(後日三者面談で嫌味たっぷりに返却いただいた)。何の話だ。


そこへ来ると、こんぶトマト文庫、略称こんトマ、本当に覚えやすい屋号だなァ、とつくづく思うわけです。


今日はただそれだけの話です。もっとやるべきことがあるのに今日はただただ一日心身が沈没していたので、何が進んだということもなく。

頂き物のだいだい(鏡餅の上に乗っているアレ、"代々"と書くそうな)をピールにして、半分チョコがけにしたものを適当につまんでいた。ひたすらに煮詰めて煮込んでやっただけあってとても柔らかく、ほろ苦くておいしい。お菓子作りは本当に手間暇かかる。見栄えを良くしようと思ったらなおのこと。うちのは全然見た目×です。

こんぶトマト文庫のふみくら

本屋「こんぶトマト文庫」のホームページです

0コメント

  • 1000 / 1000